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私は普段、雑誌はあまり読まないのですが、ほぼ毎月買っている雑誌があります。それはクーリエジャポンという雑誌です。
あの津田大介さんも「数少ない読んでいる雑誌」としてあげていた雑誌です。
![【送料無料】COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 01月号 [雑誌]](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_uh2dSeS5aydIbe6w_wERlDIsvTGm3ezKBcE1kzO3xjPz26wZ8ZBKs1E6jAbaG6z9Zvz0HNh-v4rp9HOuDa9BRslTwldmQenYWUM519pkuQ7fmyDo8VfEJNnZdjnpEpxTtlmXs5j3p3QYasWoVvoahdDPWuomM1nAAN32gz29zpU9oecvNYngELubqelftVQdEkGjE8GUWZ8IKfnBYG7lpISpZTplY7xyyM67GA1eIzgJ9H7qU63V5BCBwbdJuboFESJg8l-o7DMC6UEvEg47oIYpGvmKlNa0lsOBRsuDFfIMfzJWuh2SA7r21FTudWq7Jjb79Jq3VwEsp6u54iNZH3TUpI4_I=s0-d)
クーリエジャポンは世界各国のあらゆる記事から選りすぐりの記事を翻訳、編集している雑誌で知的好奇心を刺激する記事が毎回掲載されています。
けっこうな分量なので読むのに時間がかかるのですが、毎月この雑誌の表紙を目にすると気になって買わずにはいられなくなります。
そんなクーリエジャポンの今月号の中に「2012年度版未来を変える100の革新的ビジネスモデル」と題して注目すべき新しいビジネスが特集されています。
この中でひと際目を引いたのがZite（ザイト）という会社です。
この会社の作ったものがとても画期的だと思ったからです。
ZiteとはZite Personalized MagazineというiPadアプリを開発した会社で、ツイッターやGoogleリーダーのアカウントを最初に登録すると過去に自分が気に入った記事やツイートした内容を解析し、それを元に自分の趣味や好みにマッチした記事だけを集め、さらにそれを雑誌風にレイアウトしてくれるというアプリです。
Zite Personalized Magazine 1.2（無料）
カテゴリ: ニュース, ユーティリティ
販売元: Zite, Inc. - Zite, Inc.（サイズ: 1.3 MB）
全てのバージョンの評価:
（21件の評価）雑誌風にレイアウトしてくれるというと私のブログで散々紹介しているFlipborardというアプリもありますが、あれはあくまでツイッターやGoogleリーダーの中身を雑誌風にレイアウトしてくれるというだけで、どのような情報を集めるかはあくまで自分で設定する必要があります。（参考：iOS5 ＋ Flipboardがすごい！ブログ記事が電子書籍に早替わり
）Ziteでは上記の通り、自分の気に入った記事を解析して勝手に集めてきてくれます。
解析するものとしては
- ツイッター
- Googleリーダー
- Delisious
- Read It Later
 |
| 写真の色の変わっているものは登録したという事です。 |
これらを登録するとその中身を解析して好みの記事を集めて、レイアウトしてくれる訳です。
さらに特徴的な点は使えば使っただけ精度が増す事。
集まった記事の中で面白いと思った記事があった場合、画面右側に親指を立てたのアイコンをタッチする、もしくは、面白くない記事があったら親指を下げたアイコンをタッチする。すると、その結果を元にさらに精度をあげていくのです。
Ziteがすごいのは好みの情報を勝手に集めてきてくれる事です。言い換えると、自分用の雑誌を自動的に編集してくれるということです。
iPadなどのタブレット端末やスマートフォンの登場で情報収集が圧倒的に簡単になりましたが、その分、情報に溺れやすくなりました。
ツイッター、Facebookをチェックしてさらにその日の新聞もみて、気になるブログもチェックして、電子書籍も読まないといけない・・・。
圧倒的に情報過多な時代になってきたと私は感じています。
そんな中で自分の知りたい情報を集めてきてくれるというのはとても画期的だと思います。効率的です。
Ziteに関してはこちらの記事でも紹介されております。
 | Zite（ザイト）に見るデジタルマガジンの未来 |
 | メディアの未来はデバイスにあり 進化する電子マガジン「Zite」【湯川】 : TechWave |
また、このZiteはあのCNNによって買収されており、この記事からもZiteがメディアの形を変えてしまうのではないかと予想してしまいます。
 | CNNのデジタル戦略--Zite買収の背景と目的は - CNET Japan |
実際、今のところは日本語が対応しておらず、英語のみですが、これから大きくなっていけばいずれは日本語にも対応するのではないでしょうか。（良い日本のパートナーが見つかれば良いのですが・・・）
私も英語はそこまでわかる訳ではありませんが、それでも便利なアプリだと思いましたし、これを機にもっと英語を勉強しようと思いました。
今年の３月に始まったばかりのサービスなのでこれからどうなっていくのか楽しみなアプリです。
英語を読む事に抵抗がないという方はぜひ試してみてください。
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